掛川市の耐震、増改築リフォームの様子です。
大工工事も中盤に差し掛かり、いよいよ耐震補強工事に入りました。

こちらの住宅は昭和56年以前に建てられており、静岡県が取り組む「TOKAI-0」プロジェクトの補助対象物件となります。
事前に建築士(JIN設計)さんが耐震診断を行い、新基準に満たない耐力壁量を計算し、適切な補強工事を提案してくれます。(この耐震診断に対しての費用も補助が受けられます。)

今回の工事では、工事箇所を最小限に抑えることのできる制震ダンパー装置を採用しています。
この制震ダンパー装置を耐力壁となる壁の中に設置することで、耐震化を図り地震の揺れを軽減させることができます。また一般的な筋交いや耐力面材を設置する工事に比べ、工事箇所は約1/2程度で済みコスト削減にもつながります。
このような制度を使い、お客様が安心して暮らせる住宅が増えてくれたら嬉しいですね。

(参考)
平成29年度 掛川市の補助額
昭和56年5月以前に建てられた木造住宅
一般住宅 80万円
高齢者住宅 90万円
TOUKAI-0